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「事務職の派遣は複雑」派遣事務職の良さと苦しさ!仕事体験談!

 常に生き方を考えざるを得なくなる派遣という形態

派遣には良さも悪さもあります。それが率直な感想です。

良さと悪さを天秤にかけるために必要なのは、状況や性格、生き方に対する姿勢そのものだろうとも思います。メーカーに派遣社員として半年働いた経験をまとめます。職種は事務です。

 

派遣事務職の給料

給料はまず、よかったとも悪かったともいえません。

一か月分をまとめると正社員の時の手取りと同じだったらです。ただ正社員の時には一度に支払われていた給料が半月に一回。これが実は大きかったです。金額をどうとらえていいのかがとっさにわからなくなる。

正社員とは全く異なっているこの部分にひどくとまどいました。毎月一度にしっかり確保できるほうが絶対に達成感が違うと断言できます。達成感というある種の見えない給与を放棄していることになると気が付いたのは通帳に記載された文字から。

半月分の10万円ちょっとが書かれた一行に無言に。日銭を稼いでいることを露骨に突き付けられているようで、足元がぐらつく感覚を覚えました。

 

派遣事務職の待遇

待遇はこれまたなんともいえず。なぜなら派遣会社の担当者からフォローされている感覚を失わずに済んでいたからで、面談が懇切丁寧だったからです。いずれ辞めて引っ越しをしなくてはならないのだからと一時的に登録したにすぎない身。ですからこの派遣元の担当者とのやり取りがほぼ絶対基準状態。

正直言って、派遣しなくてはこの人も困るんだなというのがうっすらわかります。だからこそ面談が懇切丁寧な理由も当然見えてしまう。お互いに「ビジネス」と暗黙に整理できていたからこそ、待遇についてのコンセンサスが円滑にとれていたのだといえます。

 

事務職の人間関係

人間関係はこれまたなんともいえません。人間関係を作る相手はあくまでも、同じく派遣されてきている人と築くものだったからです。派遣先の社員さんはどちらかというと別世界の人であって、派遣されてくる人間たちが集まってなんとなく情報交換をマメにするようになり、自然となにか得も言われぬ固い連帯感ができていきました。辞めた後にも何回か食事にでかけたり、その上引っ越してからもメールがしばらく飛び交うなどし、ここは正社員時代と正反対といえました。

 

事務職に必要な資格

必要資格は最低限度のパソコンスキル。資格はあればあるほどよく、常に能力を高めなくてはならないのは正社員だろうが派遣社員だろうがアルバイトであろうが、ここは完全に同じです。

大変だったことは、所詮派遣されている身の上なんだと違和感を持たなくてはならなかったこと。派遣先にも派遣元にも正式に帰属しているわけでもない、ただ浮かんでいるような感覚。あれは最後の最後まで大変で、どうしても忘れられません。

 

事務職でのデメリット

悪かったところ。これは「自分は労働力を売っているに過ぎない」といつでも自覚せざるを得ないところ。派遣先の社員さんらとはある意味で「格が違う」という場面がたくさんあったのが理由です。

 

事務職でのメリット

ただよかったことももちろんあります。突き詰めて言うなら、予想外の違う世界を否応なしに見られたこと。普通のコースでは絶対入ることなどない会社に行き、また派遣された者同士もそれぞれが違う世界から来ていますから当然と言えば当然です。

また派遣されてきている人が派遣を選んだ理由も驚くほど様々。人により人生の優先基準がはっきり異なっていたのが正社員時代と異なる、派遣らしい特徴でした。

ある人は「一時的に来た土地だから」ある人は「海外に行く予定があるから」ある人は「今はまだ子供がいないから」。常にどう生きるべきかを見極めて優先順位を決める姿勢が自然に身につき、この点については今でも形を変えてプラスに働いています




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